長谷川公一,2019,「環境と技術」長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学 新版』有斐閣
社会学
水俣における「抑圧と差別の構造」(西澤 2000)
西澤晃彦,2000,「階級・階層生成のダイナミクス」町村敬志・西澤晃彦『都市の社会学』有斐閣 政治学者石田雄は、水俣病があらわにした都市・水俣の社会構造を「抑圧と差別の構造」として取り出してみせている(石田 1995:…
環境問題の特質:高速交通公害(長谷川 2019: 259)
長谷川公一,2019,「環境と技術」長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学 新版』有斐閣
環境問題の特質:生活公害(長谷川 2019: 259)
長谷川公一,2019,「環境と技術」長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学 新版』有斐閣
迷惑施設の社会的必要性と加害性(平井 2019: 60-1)
平井勇介,2019,「嫌がられる環境を誰が受け入れるのか?」足立重和・金菱清編『環境社会学の考え方——暮らしをみつめる12の視点』ミネルヴァ書房,59-78. 誰が嫌がられる環境を受け入れるのか。というテーマに原理的な…
環境問題の特質:地球環境問題(長谷川 2019: 259)
長谷川公一,2019,「環境と技術」長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学 新版』有斐閣
選択の複数性(Giddens 1991=2005: 91-2)
Giddens, Anthony, 1991, Modernity and Self-Identity: Self and Society in the Late Modern Age, Cambridge: Polit…
システム信頼はシステム内部のコントロール能力に対する信頼を含む(小松 2000; Luhmann 1973=1990)
小松丈晃,2000,「リスクとシステム信頼——批判的リスク論の可能性」『社会学年報』29: 67-91. Luhmann, Niklas, 1973, Vertrauen: ein Mechanismus der Red…
コミュニケーションにおけるつながりの社会性と秩序の社会性(北田 2011: 138)
北田暁大,2011,『増補 広告都市・東京——その誕生と死』筑摩書房. ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンによれば、コミュニケーションとは、①ある情報の選択、②その情報の伝達のあり方についての選択、③受け手による①と②…
都市空間のなかに侵入してくるケータイによる「つながりの社会性」(奥村 2010: 45-6)
奥村隆,2010,「行為とコミュニケーション――ふたつの社会性についての試論」『応用社会学研究』52: 37-52. 行為を出発点とし、贈り手による価値・規範・文化の社会化によってつくられる社会性。コミュニケーションを…
LINEの「いつでもどこでもつながる」しくみ(松井 2018: 28-9)
松井広志,2018,「LINEをやめられない私たち」有田亘・松井広志・阿部卓也編『いろいろあるコミュニケーションの社会学』北樹出版,26-30. これらの機能(注・LINEの既読やスタンプの機能)は、LINEにデフォル…
メディア数と友人数・友人志向・自己意識の相関分析(阪口 2016)
阪口祐介,2016,「若者におけるメディアと生活の相互関係の変容——2002年と2012年の時点間比較」藤村正之・浅野智彦・羽渕一代編『現代若者の幸福——不安感社会を生きる』恒星社厚生閣,160-90. 青少年研究会によ…
3つの消費文化(間々田 2021: 131)
間々田孝夫,2021,「消費文化のゆくえ」間々田孝夫・藤岡真之・水原俊博・寺島拓幸『新・消費社会論』有斐閣,103-34.
消費社会の3つの要素と具体的な内容(間々田 2021: 131)
間々田孝夫,2021,「消費社会への視点」間々田孝夫・藤岡真之・水原俊博・寺島拓幸『新・消費社会論』有斐閣,1-17.p.6 物質的要素 精神的要素 社会的要素
ストリート・ファッションの事例(渡辺 2017)
渡辺明日香,2017,「ストリート・ファッション」藤田結子・成実弘至・辻泉編『ファッションで社会学する』有斐閣,181-202. ストリート・ファッションとは、主に若者たちが集う街から生まれる「いま・ここ」のファッショ…
バトラーによるジェンダー議論の再設定(藤村 2007: 382-3)
藤村正之,2007,「ジェンダーとセクシュアリティ」長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学』有斐閣,377-412. 彼女は、ジェンダーを後天的なものとするとらえ方が、逆にセックスを生物的なるがゆえに自然で自…
異性装をするトランスヴェスタイト(森山 2017: 51-2)
森山至貴,2017,『LGBTを読みとく——クィア・スタディーズ入門』筑摩書房. ジェンダーという概念の肝の前半は「女らしさ」「男らしさ」の強制でしたが、その中の容姿(服装や化粧など)に関する「女らしさ」「男らしさ…
専攻分野の性差(江原 [2001]2021: 239-41)
江原由美子,2021,『ジェンダー秩序 新装版』勁草書房. 専攻分野の男女の相違は、得意科目の相違に基づいているのだろうか。図表13は、高校生の教科観を示している。ここからは、男女の専門分野の選択の背後に、ある程度…
「男女特性論」の問題点(加藤 2017: 174-5)
加藤秀一,2017,『はじめてのジェンダー』有斐閣. 第1の問題点は、それが単なる「分離」言い換えれば水平的な「区別」ではなく、多くの場合、実は上下関係を伴う「差別」だということです……「補助的」な仕事が職位や賃金の上…
バトラー「ジェンダー・アイデンティティは遂行的に構築される」(渋谷 2005: 251-2)
渋谷知美,2005,「ジェンダー(バトラー)」大村英昭・宮原浩二郎・名部圭一編『社会文化理論ガイドブック』ナカニシヤ出版,249-52. 「遂行的」というのは、言語学の用語である。文章の中には、それを発話することが、そ…