都市社会学の入門書・概説書の目次

2001年から2005年までの都市社会学と地域社会学の入門書と概説書をリスト化し、目次を掲載しています。刊行年の降順です(ただし、刊行月の区別はしていません)。

編著者名
タイトル
出版社
刊行年
目次(主に章)
園部雅久・
和田清美編
『都市社会学入門——
都市社会研究の理論と技法』
文化書房博文社
2004
出版社HP
第1部 総論
 第1章 都市社会学の歴史:3つのパラダイム
 第2章 日本都市社会学研究史:課題と方法
第2部 ケース
 第3章 都市のグローバル化研究
 第4章 発展途上国の都市社会研究
 第5章 都市の社会的不平等
 第6章 現代都市と文化研究――流動する都市と日常の文化実践
 第7章 都市のエスニシティ研究
 第8章 都市のコミュニティ研究
 第9章 都市社会研究の技法
鈴木広監修
『地域社会学の現在』
ミネルヴァ書房
2002
出版社HP

第1部 地域社会論の展開
 1 現代都市社会学の課題
 2 流動型社会論の系譜
 3 日本の農村と農民
 4 都市社会的人間論
 5 地域権力構造論の展開
 6 都市町内会論の展開
第2部 アーバニズムとコミュニティ
 7 アーバニズムとローカリティ
 8 現代大都市のエスニック・コミュニティ
 9 エスニック宗教を支える「骨格」
 10 沖縄社会の変容と現在
 11 華僑社会の変容と現在
 12 現代中国のコミュニティの構造
第3部 社会地域の展望
 13 社会変動と地域社会形成
 14 現代農山村の内部構造と混住化社会
 15 地方自治体行政と地域活性化
 16 地域社会とまちづくり
 17 コミュニティ形成の課題と展望
金子勇・
森岡清志編
『都市化とコミュニティの社会学』
ミネルヴァ書房
2001
出版社HP
序(金子 勇・森岡清志)
 アーバニズム論の現代的位相(鈴木 広)
1 都市理論
 都市とガヴァナンス——サステイナブル・モデルを超えて(吉原直樹)
 21世紀の都市——ポストモダン都市論のリアリティ(園部雅久)
 都市の創発性——都市的共同性のゆくえ(山下祐介)
2 都市化の理論
 都市化と社会意識の分化・統合(波平勇夫)
 公共的市民文化の形成とコミュニティ(内藤辰美)
 社会参加の一側面——水俣市の場合(篠原隆弘)
 阪神淡路大震災研究から都市研究へ(田中重好)
3 コミュニティのネットワーク
 拡大パーソナルネットワーク分析の方法と意義——年賀状調査事例から(森岡清志)
 都市ほど近隣関係は希薄なのか?——都市別特徴と居住類型別特徴(大谷信介)
 都市化社会における女性の就業と社会ネットワーク(安河内恵子)
4 産業化と都市
 企業組織とコミュニティ(三浦典子)
 都市化・郊外化・再都市化——名古屋都市圏の構造変容(松本 康)
 開発の歴史社会学序説——佐久間ダム建設を事例として(町村敬志)
5 都市のエスニシティ
 都市の民族関係に関する中範囲の理論化(谷 富夫)
 都市コミュニティと民族関係意識——大阪市生野区桃谷の場合(稲月 正)
6 都市の少子化と長寿化
 都市の少子化と社会的ジレンマ(金子 勇)
 都市高齢社会と生きがい(高野和良)