B5用紙半分程度。1年生に対して、高校の先生あるいは後輩に伝えるつもりで、書いてもらった課題。
【文章表現1】(TAさん)
N女子大学には学生をさまざまな面からサポートするために、学務課が置かれています。私は1週間前奨学金の手続きのためそこを訪れました。放課後の時間だったので学内にはあまり人がおらず雨が降っていたためにとても寒く感じました。しかし、学務課の扉を開けると、暖房のおかげか、とても暖かかったです。想像していたよりも狭く、掲示板にはたくさんのポスターやちらしが貼られていました。受付の方はてきぱきと仕事をされていて、私もすぐに手続きを終えることができました。奥の方まであまりよく見ていないのでわかりませんが、反対側にも扉があった気がします。(最近、学務課に行ったのは1週間前)
【文章表現2】(TOさん)
N女子大学の中庭から、正門と反対側に歩いていくとすぐに正面に階段のある建物が見えた。その階段を上って右に曲がり、ガラス張りの扉を開けると、学務課と書かれた案内板があった。扉からまっすぐに廊下が通っていて、廊下の左側には机とロッカー、右側にはいくつかの受付があった。受付には、「大学院」「理学部」「文学部」「生活環境学部」と書かれた看板がそれぞれ下がっていた。「文学部」の受付まで行き、目の前に座って仕事をしていた男性に住所登録の変更を願い出ると、男性は白い紙をもってきて、それに新住所を書くように私に指示した。私がボールペンで住所を書き、男性へ提出すると、男性は内容を確認し引き出しにしまった。(最近、学務課に行ったのは1時間前)
【文章表現3】(IMさん)
F棟の2階に直接外から入れるドアを開けて建物に入ると、右手にズラーッとカウンターが並び、その通路には多くの学生がいる。そうしたいくつものカウンターはそれぞれ柱で区切られており、その中で一番手前にあり、文学課などよりも比較的小ぢんまりしたカウンターが学務課である。(IMさんは教職関係のカウンターを「学務課」と間違って捉えている)。学務課と書かれた白い看板の下に一人の係と思われる男性が立ち、質問や書類の提出に訪れる学生たちに対応していた。彼はややけだるげな話し方に感じられた(大勢の学生が訪れるためにとても忙しいからかも)。訪れる学生もさまざまで、教育実習の書類を出す人(おそらく3回生)や大学院関連の用件を話している人もいて、まさに大学に関する事務を一手に引き受けている様子。しかし、訪れる人数に対してやや通路が狭く、順番を待つ人の間を通り抜けるように移動しなければならない。そのため、カウンターの前で順番を待っている人が実際は2~3人でも、かなりの人数がいるように感じられた。(最近、学務課に行ったのは4時間前)
【文章表現4】(IYさん)
初めて私が学務課に行って感じたのは、狭い通路や学部ごとの窓口の前に大勢の学生がちゃんとした列を作らずに、ひしめきあっていて通りにくいといぅことでした。入学当初は学務課の場所がわからず、着いてみたら、人が多くて不便でした。でも窓口が学部ごとに分かれていて学部の標識も窓口の上にかかげられていて見やすかったです。今日、学務課へ行ったときは先週ほど学生がいなかったので、窓口の反対側の棚に並べてある本大学や他大学のシラバスをゆっくり見ることができました。また。その棚の隣にあるホワイトボードに貼られている広告も眺めていました。窓ロ側の奥は机や椅子が学部ごとに10個ほどあり、スタッフの人が3~4人座っていました。1週間前に通学定期許可書をもらいに学部窓口に行ったときに応対してくれたスタッフの人が〇〇党の某議員さんに少し似ていると思いました。(最近、学務課に行ったのは1時間前)
【文章表現5】(OAさん)
学務課は私が学んでいる文学部とは離れた場所にある長細い建物にある事務所のような所です。建物につくと正面に見える階段を上り、ガラスの扉を開けると、そこには学務課がある。学務課は、建物と同じように長細い部屋になっていて、学生が入れる場所と学務課の方がいる空間は、胸くらいまでの(※高さの)長細く、白い机で分けられていた。学務課は、明るくも暗くもなく、あたたかくも寒くもなく、うるさくも静かでもない、なんとも言えない空間だ。しかし、私たちの迷いや問題を解決してくれ、行った後には気が晴れる場所だ。学務課の不思議なところは、いつも文学部の方としか話したことがなく、他の人たちはどんな仕事をしているのか気になる【以前行ったときにはコンピューターゲームをしている人がいた】。よく行く場所なのに一人の方としか話したことがないのも不思議だ。(最近、学務課に行ったのは2時間前)
【文章表現6】(TSさん)
F棟2Fにあるドアを開けると長い廊下になっていて、右手側に学務課の窓口がある。その窓ロはガラスなどはられておらず、カウンターによっていくと学務課係の人を直接呼ぶようになっている。カウンターの向こう側では机がいくつか向かい合って並んでおり、一番奥の机だけがカウンター側を向いている。それぞれの机の間隔はなくぴったりとくっついている。そこに座っている係員は電話をしたり窓口に来た学生や外部からの用件をもってやってくる人に対応したりしている。机の上には資料、カウンターにはボールペンが置いてある。廊下に移り、カウンターとは反対側の壁には棚があり、シラバス等が置いてある。(最近、学務課に行ったのは1日前)
麻生武,2009,『「見る」と「書く」との出会い――フィールド観察学入門』新曜社.