(15)逸脱の社会学

マートンのアノミー論

マートンによるアノミーの定義アノミーとは、社会の人々に共通する目標(=「文化的目標」富を得て裕福になること)がそれを達成するための合法的な手段(=「制度的手段」)との間…

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コーエンの非行サブカルチャー論

非行サブカルチャーとは非行少年だけが持っている独特の考え方や行動様式の総体。コーエンは、下流階層の非行少年たちは、富の獲得ではなく、非行集団内部での地位の獲得のために犯罪に走る…

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50年間の防犯関連の新聞記事に対する形態素解析と内容分析

この分析は2012年ごろに中野が行ったものです。リサーチクエスチョン先行研究によれば、1960年代には全国防犯協会連合会が設立されるなど、地域コミュニティに防犯…

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ハーシの社会的絆理論(森田 [1995]2010)

 社会的絆(social bond)とは、個人が社会とつながるさまざまな「つながりの糸」の束。社会的絆理論によれば、個人と社会とのつながりの糸の束が細かったり切れていれば、青少年…

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学習理論:サザランドの分化的接触理論

 犯罪者は分化した社会の中で、分化的に犯罪文化に参加することによって、犯罪行動を学習する。 衝動的な犯罪や殺人などの重大な犯罪については当てはまらないという批判、犯罪者に…

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