移住ネットワーク(Koser 2016=2021: 42-3)
大部分の移民は、すでに友人や家族が定住し、トランスナショナルな移住ネットワークを形成している国に移住する。今日、移民が増加している主な理由の一つが、このような移住ネットワークの…
続きを読む移民の動機やモチーフ(宮島 2022: 6-9)
経済的動機がすべてではない 移民、または国際的な人の移動は、貧しい国から富める国への人の移動として起こり、出稼ぎ、または豊かな生活を求めての移住が、移動の動機をなすといわ…
続きを読む移民の女性化(Castles and Miller)
近年の重要な変化は、移民の女性化である(IOM,2005:109-110)。1970年代後半になるまで、アジアには女性の労働移民はほとんどいなかった。その後、当初は中東で、そし…
続きを読むウォーラーステインの『近代社会システム』(ハルツィヒら)
1974年、イマニュエル・ウォーラステインの『近代世界システム』(The Modern World System)の出版とともに、グローバル経済の発展と越境移動に関する議論が始…
続きを読む認識的不正義(塩原 2025)
外国人を「偽装」とみなす主張自体は近年出現したものではなく、たとえば「偽装難民問題」は、インドシナ難民を受け入れていた1970年代から論点化していた(滝澤 2017: 291)…
続きを読む旅行者と放浪者(Bauman 1998=2010)
「上層」と「下層」の人びとの違いは、前者が後者を置き去りにできることである。そして、逆はありえない。現代の都市は「逆向きのアパルトヘイト」の場である。移動できる人びとは、移動で…
続きを読むマイノリティの集住とコミュニティ(塩原 2025)
移民などのマイノリティが特定の場所に集住し、マジョリティ国民の統制が及ばない独自の閉鎖的なコミュニティを形成しているというのが「社会の分断」の典型的なイメージである(ハージ 2…
続きを読む「純ジャパ」と、テストする権力
「純ジャパ」の卓越化 現代日本において、ノーマリティとしての日本人性資本を十分に蓄積した「マジョリティ日本人」という概念をもっとも直接的に体現しているのは、「純ジャパ」と…
続きを読む2020年国勢調査 外国人比率
2020年国勢調査「外国人比率」の外国人比率の高い順です(全国、都道府県、市区町村)。
続きを読む非正規移民の犯罪者化(塩原 2012)
1.「不法」という他者 前章で論じたように、移民や外国人は「荒野」の住民たちのスケープゴートの矛先になりやすい。そのなかでもとりわけ標的となりがちなのが「不法」入国・滞在…
続きを読む不就学の問題と教育を受ける権利(宮島 2023)
欧米諸国の多くは,国籍に関わりなく一定年齢の子どもには就学を義務としている。しかし,日本では外国人には就学義務が課されず,このため当該年齢層の外国人の子ども全員の就学を促すにい…
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