『社会分業論』

集合意識(デュルケム『社会分業論』)

 同じ社会の成員たちの平均に共通な諸信念と諸感情の総体は、固有の生命をもつ一定の体系を形成する。これを集合意識または共同意識とよぶことができる。もちろん、それはただひとつの機関を…

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なぜ集合意識とよぶのか(Durkheim 1893=1971: 80-1)

 いまや、われわれはついに結論を下すことができる。同じ社会の成員たちの平均に共通な諸信念と諸感情の総体は、固有の生命をもつ一定の体系を形成する。これを集合意識または共同意識とよぶ…

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機械的連帯(デュルケム『社会分業論』)

 類似から生まれ、個人を社会に直接結びつける、ひとつの独自の連帯が結果する。われわれは、この連帯を機械的とよぼうと思うが、その理由は次章においてもっとよく示したい。この連帯の特質…

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有機的連帯(デュルケム『社会分業論』)

 分業が生みだす連帯は、これとまったく別である。前記の連帯が諸個人の相似を意味するのにたいして、この連帯は、諸個人がたがいに異なることを前提とする。前者は、個人的人格が集合的人格…

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復原的制裁(デュルケム『社会分業論』)

この制裁が他ときわだって違うところは、それが罪をつぐなうということではなくて、たんに原状の回復に帰着するということである。この復原的法律を犯したり、それを軽んじたりしたものに、そ…

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